間もなく1年。
 
 
今は6月の半ばを迎えようとしている.
間もなく、この森に手を加え始めてから1年が過ぎようとしている。
この森は、それまで40年間にわたって、ほとんど人の手が入ったこともなく、放置されていたようだった。

約1ヘクタールのこの森の約半分は、杉と檜が植林されていた.しかし、枝打ちは愚か、間伐もされてない状態で、日も入らず、鬱蒼としていた。残り半分には落葉樹が多く茂って入るものの、そこにはほぼ全面にわたって、篠竹が生い茂り足を踏み入れることすら不可能な状況であった。

まずは、この篠竹を刈ることから我々は手をつけた。
毎月1度から2度、森へ入り、篠竹を刈った。刈った後の切り株を、根から掘り起こすこともした。
常に、10人以上で、作業は進んだ。
篠竹の刈り込みが終わり、森の整備にようやく目鼻がついたのが、年もあけ、雪も降った2月の頃だった。

樫や、楢など、落葉樹がすっかり葉を落とし冬の日が森中にあふれていた。
そして春を迎えた森には、様々な草花が芽を出し、新しい命の競演を始めた。

夏を迎えようとする今、刈り取った篠竹の根から、新たな芽が出て、勢いよくを始めている。
篠竹を押さえるには、今後3年ほど必要だという話も聞こえてきた。
そして、杉と檜が、あまりにも密集し、互いに成長を妨げあっているため、効果的な間伐を今後も行ってゆく必要がある。

この森の整備は、まだ始まったばかりなのである。
 
 
  
  
 
もどる